ＴＩＰＳ通信その２

２０００年頃に登場し、その後急速に私たちの生活に広がっていったスマートフォン。新しい世界につながり、様々な情報を手に入れることのできるスマホは、非常に魅力的なツールです。その普及の波は小・中学生にも及んでおり、スマホの保有率は年々増加傾向で、社会の動きを考えるとこの傾向は今後も続くと予想されています。

一般的に「スマホを利用することで学校の成績が下がった」など、「スマホ＝悪」というイメージを持つことが多いようですが、一方で「スマホを有効に活用して成績が上がった」という意見もあります。たとえば、学校で学んだことについてスマホを使い調べ物をしたり、動画の編集や画像の加工の仕方を学んで作品を作ってみたりすることは、子供の情報活用スキルアップのために役立てられると考えられます。

もちろん、スマホの使い過ぎは視力や姿勢などに負担をかけますので、成長期の体を守るためバランスのとれた利用を心がけることが必要です。また、保護者がどのようにして使い方を管理していくかも重要になってきます。親子で話し合いスマホの利用に関するルールを決め、その後も「わかっているはず」「決めたはず」と安心せずに、定期的に子供の意思を確かめることも忘れないようにしましょう。