三上の塾講師日記vol.29
【妖怪に託す「疫病退散」】
2020年5月
コロナウイルスにまけないよう、日々健康管理、消毒、人との接触には気をつかっています。今日は「疫病退散」として最近SNSを中心に注目されているものを紹介します。
★鍾馗
鍾馗(しょうき)は、主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神。日本では、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句のに絵や人形を奉納したりする。また、鍾馗の図像は魔よけの効験があるとされ、旗、屏風、掛け軸として飾ったり、屋根の上に鍾馗の像を載せたりする。 「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より」
★アマビエ
アマビエは江戸時代の弘化3(1846)年、肥後国(熊本県)の海から現れたとされる半人半魚の妖怪だ。この先6年の豊作を予言し、「病気が流行することがあれば、私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたと伝えられている。
「朝日新聞2020年4月9日より」
★ヨゲンノトリ
江戸時代末期にコレラを予言したとされる。市川村(現山梨市)の村役人・喜左衛門が記した同館所蔵の「暴瀉病流行日記」(1858年)に登場する。カラスのような黒い鳥だが、二つの頭があり、一つは白色。日記には「鳥は去年の12月に加賀国(現石川県)に現れ、『来年の8・9月のころ、世の中の人の9割方が死ぬという難が起こる』といった」などど書かれている。
「朝読売新聞オンライン2020年4月16日より」