書きかた通信(Vol.2)
その鉛筆の持ち方、合ってますか?
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その鉛筆の持ち方、合ってますか?
~正しい持ち方~
人差し指と親指で挟み
中指は鉛筆の下で支える
ぎゅっと握りこまない!
生卵を中に入れるイメージ
~よく見る間違った持ち方~
強く握りすぎ
鉛筆の軸が前に傾いている
親指が前に出過ぎて
人差し指が機能しない
ろから支えるはずの中指が
前に出てきてしまっている
鉛筆を支える指にはそれぞれの役割があります!
人差し指…縦線を真っすぐ引く役割
親指…横線を真っすぐ引く役割
中指…上に向かってハネる際にペンを押し上げる役割
~鉛筆の持ち方が悪い場合に共通して見られる現象~
✖ 真っすぐの線が書けない(人指し指の役割が正しく機能していない)
✖ マスの中心をとらえることが出来ない(自分の指や手が邪魔して見えていない)
✖ 同じ線を何度も消して書き直す(思った通りの場所に線が書けない為)
✖ 首を傾けながら書く(鉛筆を持つ位置が下過ぎて書いている文字が見えない為)
正しい持ち方をしないと筆記具の先端が見えない為、マスのどこに書いているかが分からず、線も歪んでしまう。
書きかた教室で 60 分間正しい鉛筆の持ち方が出来ていても、
普段の学校生活では間違えた持ち方で書いている場合があります。
書の歴史を辿ると、鉛筆の持ち方に関しては本来自由であるといった説もあ
りますが、現在は統一の持ち方で指導されており、なによりも間違った持ち
方だと本人の手や指が疲れたり、線が真っすぐに書けずに歪んでしまうとい
った弊害があります。
指とペンの動きを最大限に生かして、美しい文字が書けるように普段から意
識していきましょう♪
家庭内で宿題をやっている際など、たまに気にかけてあげてみてください☆