TIPS通信その７

暗記のやり方～「覚える」とは～（2020年1１月）

「覚える」ためには「繰り返し」で脳を納得させる！

ある脳科学者によると、人間の脳は「生きていくうえで重要なこと」は記憶しやすい一方、そうでないことはすぐに忘れようとするのだそうです。「歴史上の人物」のように、覚えていなくても命にかかわらないことは、聞いた次の瞬間には脳が忘れるように働きかけ始めてしまいます。勉強で覚えたことを忘れないようにするためには、「何度も繰り返す」しかありません。繰り返すことで「こんなに何度も情報が来るということは、生きるために覚えなければいけないことだ。」と脳に納得させましょう。

覚えるためのワザ
①何度も書く・声に出す。
②唱えながら何度も書く。
③暗記用のノートなどを使って、「自分に問題を出す→答える」を何度も繰り返す。
④自分でテストを作って解く。
⑤ワークなどの問題を何度も繰り返す。
⑥記憶したいものを連想するキーワードを考える。
⑦語呂合わせを作る。
⑧記憶したいことを物語のようにつなげて覚える。
⑨頭文字のみ覚える。
⑩歌で覚える。

記憶に残すための工夫はたくさんありますので、試しながら自分に合ったものを使っていきましょう。「印象に残ること」と「繰り返せること」がポイントです。