書きかた通信(Vol.5)
新学期☆ 書道具の買い替え・新調のススメ♪
下記リンクにてPDFファイルが閲覧出来ます
新学期☆ 書道具の買い替え・新調のススメ♪
気分一新、新学年♪
学年も上がり、新三年生は今年度より書道の授業がスタートしますね★
書道具が傷んでいる子は買い替え・新三年生は書道具の比較検討を始めましょう!
このタイミングでお子様の書道具の状態をチェック♪
学校で配布されるカタログから選んで買う場合も参考にしてみてくださいね
まずは基本的な道具が揃っているか確認
書道の基本的な道具は
太筆・細筆
筆巻き
すずり
墨汁
文鎮
下敷き
水差し
半紙
です。足りない道具があると後から買い足さなければならないので、セット
内容はしっかりチェックしましょう!
バッグ・ケースの素材
●撥水加工の有無をチェック!(墨が付着してもこびりつきにくい)
●メッシュ素材・通気穴が空いているかチェック!
(湿気がこもりにくくカビの発生を防ぐ)
筆の素材や大きさ
×化学繊維 100%筆→化学繊維の毛はツルっとしているため、墨汁をたくさ
んつけてしまうとドボドボ垂れ流してしまいます。加減を知らない初めて書道
をするお子さんの半紙の上はべちゃべちゃに、、、
×1 種類の動物毛 100%筆→1 種類の動物の毛の筆はその動物の特徴が出
過ぎてしまい、扱いにくく、小学生には不向きです。
○兼もう筆→動物の毛と化学繊維、同じ動物の異なる部位の毛をミックスした
もの。比率は色々あり、茶色や白色の筆がありますが、どれでも OK。
ちょうど良い硬さで作られているため、幅広い文字を表現しやすくなります。
下敷き ←買いなおし率ナンバー1 の道具です!
買いなおしが必要になる理由。。。
くしゃくしゃになってしまい下敷きの上に半紙をおいて綺麗に書けなくなる
ため。( しっかり丁寧に扱えるお子さんでも、折り皺が入ってしまって使え
なくなる事が多々あります)。
セットに入っている下敷きは滑り止めが付いた薄い(1mm)フェルト生地のた
め、厚みがなくシワになったり裏うつりしてしまうのです。。クッション性も
少ないため、筆が運びにくいという難点も。。
おススメは
ラシャという素材の2mmくらいの厚さのあるもの。
罫線付きなら尚 GOOD♪安定感のある書き心地が実現します。
文鎮
小学生が力一杯手加減なしに書く力を考えると 200g以上の重さが必要です。
安全面の観点から最近は軽いものが普及していますが、極力重いものを!
書いている最中、大事なところで半紙がズレてしまわぬように…!!