三上の塾講師日記vol.30
【都立高校入試状況】2020年5月
2020年(令和2)年度の都立高校入試状況をまとめました。
[新教育(Wもぎ)都立高校入試概況より]
都立高校(一般入試)の状況のポイントは以下の通り↓↓
★最終応募倍率は1.40倍で前年度と同じく過去最低
★普通科は前年度並みもコース制・農業科、産業科が大幅にダウン
★私立志向の影響が2018年以降出てきている
(倍率が低い=合格しやすい)のでは?と思うかもしれません。確かに定員割れの学校も多くありますし、その通りという部分もあります。
ですが学力(偏差値)で見ていくと、「2極化」があらわれています。
男子
偏差値60以上(1.70倍)
偏差値55以上(1.59倍)
偏差値50以上(1.67倍)
偏差値45以上(1.41倍)
偏差値40以上(1.30倍)
偏差値30以上(1.19倍)
女子
偏差値60以上(1.76倍)
偏差値55以上(1.68倍)
偏差値50以上(1.70倍)
偏差値45以上(1.47倍)
偏差値40以上(1.36倍)
偏差値30以上(1.16倍)
偏差値50を境にして中堅上位高校以上は倍率は高倍率であるといえます。
★特に倍率の高かった(人気だった)高校
進学指導重点校(西、戸山、立川など)
上野高校…昨年の大学進学実績が過去30年で最高となったことが一因か
豊島高校…新校舎(来年10月完成)、特別進学クラスなどの取り組みに期待があったか
向丘高校…女子は毎年人気