式による証明
問い:奇数と奇数の和は偶数になることを証明しなさい

答え:
m,nを整数とすると,2つの奇数は2m+1,2n+1と表される。奇数の和は
(2m+1)+(2n+1)
=2m+2n+2
=2(m+n+1) となる。
m,nは整数だから,m+n+1も整数である。よって
2(m+n+1)は偶数である。
したがって,奇数と奇数の和は偶数になる。

※1
奇数はたくさんあってすべてを書くことはできませんよね。そこで(mを整数とする)とあらかじめ書いておいて(2m+1)にすると一般的に説明できます(こうしておくと計算もできますよね)。
※2
整数は,和(足し算)にすると整数になりますから,
(m,nを整数とする)と書いておくと(m+n+1)も整数になりますね。
※3
2(m+n+1)は2×(整数)の形になってますから,偶数(2×整数,2の倍数)になっていますね。